- 東急不動産はやはり決算がいい。2月9日に立花証券アナリストがサクラステージの売却益を前期（500億円）と今期（300億円）に分けて計上と分析していたのでおそらくそれが反映されているのだろうが、決算資料にはサクラステージの記載が見当たらず、よくわからない。売却スキームはおそらくTKGKスキーム。去年11月の決算修正のときには＋20億にして640億円だったが、今回の決算で685億円だから、多少の上振れはしたのかもしれない。23年3月期より＋200億円で、25年3月期はとりあえず700億円でIRがでている。サクラステージなかりせば、かなり今期予想はいいのではないかと思われる。が、配当が渋い。配当性向としては相場並みなんだろうけど、PTSも反応していない。
- 西武が不動産回転型ビジネスに参入を表明。赤坂プリンス跡地や本社ビル、ホテルなど全不動産を売却・高輪品川エリア、芝公園エリア、紀尾井町エリアなどの都市開発に回す、という思い切った決断も、株価は13％減。ぶちあげた割に、25年3月期と26年3月期の計画値が低いのは、紀尾井町の売却益を反映していないから。つまり上方修正があると宣言したようなもの。PERは23倍、配当利回りは1.5％くらいなので、だいぶいい数字を出さないときついかも。
- 東京建物はいいと思っていたが、24年12月期Q1は減収減益。利益は前年同期比マイナス34％。25年12月期のマンション供給戸数が少ないという指摘もある。Q1決算説明資料26ページ、②住宅事業分譲マンション主な計上実績予定。ちょっとよくわからない。6円増配で利回り３％くらい。ブリリアとかハルミフラッグなどを展開している。
- 中古車関係がいいという話を聞いて、アップルの株を買っていた。車には乗らないのでどういう店とか会社が世の中にあるのかよく知らないが、CMでよく見るのはラビット＝ユー・エス・エス、ガリバー＝IDOM、それと能年玲奈のアップル。決算はかなりいいと思う。24年12月期予想は売上295億、利益7.8億だが、Q1で売上133億、利益4.2億円。PTSも10％近い上げを記録している。オプティマスの件もあり、これはどんどん買っていった方がいい順張り案件かもしれない。週足チャートを見ると、22年は3月くらいから7月まで横ばいだがその後9月まで上昇、23年も3月から5月くらいまで横ばいでその後9月まで上昇しており、チャートの上げる時期になにかアノマリーでもあるのだろうか。
- 日新という国際物流大手は24年23月期PATは16億円も上方修正し、86億円で着地、25年3月期は103億円に。配当金も200円で今のところ5％を超えているがストップ高なので買えず。
